実は、日本に来たばかりの頃、
正直、辛かったです。
「台湾で、日本語のガイドをしてました」と言はいえ、
本場は、やはりスピードが早いし、あんまり聞き取れなかったのです。
その時に、知らない一人の日本人に
「お前の日本語はまだまだダメですね」
って言われましたことを、今でもはっきり覚えております。
もちろん文書にしましたら全部読めますし、
小説やら専門書も普通に読んでますけど
やはり聞き取れないと日本で生活できないやん、!?
その時は、めちゃ悔しい思いをしました。
でも、この人の御蔭で、今の僕がいます。
ここで感謝申し上げます。
どんな勉強をしましたのかというと、
まずは、自分の日本語能力について分析しました、
一番問題があったのが、
やはり「聞きとり」でした。
そこで、大学の先生から教わった方法を思い出して、
それを毎日毎日繰り返してやりまして、やっと上手になりました。
しかし聞き取り上手になっても聞き上手にはならなかったのが悔しい(笑)
その方法が、
シャドーイング でした。
大学の時に毎日くだらないテキストのテープを授業中に聞かされまくった嫌な思いはまだ忘れられないのですが、
この時は、もっといい教材があるから楽しく毎日やってました。(笑)
日本のテレビ番組でした。
めっちゃ面白くて、台湾と全然違い、質的にも高いし、知識的な、雑学的な番組もありますし、
それを、毎日見ながら、シャドーイングしてましたのです。
台湾の日本語学科の先生たちにも、こうした番組を是非授業中に取り入れて頂きたいですね。
効果がいいですし、楽に続けられるに違いないと思います。
でも、シャドーイングの効果が上がるには、前提があります、
その言語の構造について先にきちんと理解しておかないと行けません。
のですね。
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