2013/05/21

通訳案内士と歴史

日本の国家資格-通訳案内士試験、もうすぐ申し込み時期ですね。

試験に受けるかどうか悩んでる方には、

「通訳案内士」になりたいかをじっくり考えた上でのご判断を!!!

もしやはりなりたいって方には、ぜひとも挑戦してみてください。

試験っていうのは、実力、努力以外に、「運」もかなり重要な部分だと思いますので、

諦めないでください。


はい、では、中国語通訳案内士に合格してから、本格的に中国語通訳案内士として仕事をする前に、中国語通訳案内士ならではの悩みに直面しますね、

それが、歴史についての説明。


僕が初めて台湾で日本語ガイドをやる前にも、先輩のガイドから、

ガイドをやる以上、できれば避けて説明しないほうがいいテーマがあります。


歴史、宗教、民族


なぜなら、これは主観的な認識によるものなので、一時的に変えられるもんではないし、

でしたら、ハッピーな旅行体験をお客様に提供できたらそれでいいです。


と忠告をいただきました。

あの時、自分的にもこの3つのテーマについてうまく説明できる「知識」がまだ足りないので、

確かに先輩ガイドの言われたとおりに、

避け続けてきました。



今になっても、自分的には、本当にこの3つのテーマについて説明できる「知識」を充分に習いましたかどうか分からないままですが。

これをお客様に説明することについては、避けないようになりました。


理由は、

歴史(宗教、また民族)は、すべて主観的なもので、”正しい”とか”間違い”とかはないです。

でしたら、通訳案内士としては、あらゆる歴史認識についてそれらすべてを”歴史”と認める度胸、そしてそれらすべてを”客観的に”説明できる能力が必要です。


通訳案内士は、まず自ら自分の視野を広めないと。



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