2012/12/17

2012年日台通訳案内士交流会、台湾視察研修団レポート【その三:プラン作り1】


 昨日の日本、衆議院選挙が行われました。まだここでの投票権のない自分ですが、日本に住んでおるのでやはりかなり気になります。もちろん自分なりに理想的な社会像は既に持ってますが、皆様はどうでしょうか。やはりなんであれ平和こそ人類が最初から持つ第一の権利だと僕は信じます。

 少し重くなりましたよね。

 友達のシェアで、ドラえもんとエヴァゲリオンのコラボ同人マンガのび太の人類補完計画を一気に最新話まで読んでました。こんなに漫画を読んだのも久々。でも色々と考えさせられました。今この文章を書いてる自分は、こんな複雑な気持ちの中で頑張ってます(笑)。




 何回も言ってますが来年の一月に台湾に帰り、そして一週間ぐらい滞在する予定で、その間、友達と久しぶりに食事会に行くし、同窓会も開く予定で、わくわく。(笑)

 日本に来るまで、正直台湾が嫌で嫌でしょうがなかったのですが、今はやっと「故郷」という気持ちを感じるようになりました。やはり一回地元を離れた事によって改めて地元の良さを感じることができますよね。

 なぜ自分は通訳案内士という職業になったのかというと、本当に稼ぐためではなかったです。稼ぎたいならそもそも通訳案内士を選ばないと思いますね。

 お客様が「やはりここに来てよかったなあ」と思っていただきながらその嘘ではない純粋な笑顔を見せて頂きますと。どんなに辛くても達成感いっぱいで満足です。生きがい、やりがいの感じれる仕事です。それだけです。




 なので、台湾の視察研修団というイベントを実現できると聞いたその時は、もう嬉しくて嬉しくてたまりません。皆の「来てよかった」と笑顔を見るために、全力で頑張りますと誓いました。

 そしてこのイベントを現実にしていただいた団員の皆様、こちらにてもう一度感謝を申し上げます。

 では、早速本題に入ります。


 本題に入る前に、今回撮影を担当なさいました団員の吉田 英夫 様に感謝を申し上げます。こちらで使わせていただきました台湾視察研修旅行の写真のほとんどは吉田さんが撮影なさいましたものです。大変ありがとうございました。


 前回では、最終的に採用された日程表について公開させていただきましたが。その日程表につきましての経緯をこれから説明いたします。

 まずは、一番最初に考えたのが、観光地でもレストランでもなく、ホテルでした。

 プラン作りは、必ず最初から目的を持ちます。逆に目的がないとプランを作るなんて考えられません。

 でも、どこから作りはじめるのかは、人それぞれ。僕の場合は、今回の時間三日間とも事実半日しかない)、目的通訳案内士の交流、ベテランガイドのスキルを見学、観光地を視察)を考慮した上で、やはりホテルから決めたほうが一番いいかも知れませんと思いました。

 1)通訳案内士の交流会を開くために、団員たちのホテルからの移動距離を最小化にしないといけないし、そして台湾側の参席者にとって行きと帰りとも便利なところでなければならない。

 2)観光地を視察するための移動時間や移動距離を最小化することで、同じ半日でもより多くのところへいけるように工夫する必要があるため、ホテルはなるべくメイン観光地の中心に当たるところが望ましい。

 3)団員の自由行動時間は主に夜が殆どなので、初めて台湾に来る人でもホテルの場所を直ちに分かってくれれば、迷子の発生率を最小限に抑えられますし。なので、ホテルの知名度もかなり重要なポイントの一つです。

 4)自由行動時間に、ホテルを出るとすぐに繁華街でしたら、遠くに行かずに済むし、何があってもすぐにホテルに戻り救援を求めることができます。


 以上のポイントで絞り、最終的にシーザーパークホテル台北に決めました。

シーザーパークホテル台北 (2012年6月28日 シーザーパークホテル台北)


 シーザーパークホテル台北は、台北の一番中心部に位置し、目の前には台北最大の総合ターミナル駅台北駅から地下鉄の赤線、青線台湾鉄道の在来線高速鉄道(新幹線)、そして長距離バス市内バスなどに乗れる。

台北最大のターミナル駅、台北駅 (2012年6月28日)


 更に正面の地下商店街、隣の三越百貨店、家電量販店、そして裏側にもレストランや雑貨店などで賑わう大型商店街があり。

 そしてシーザーパークホテル台北の名前は、台北では知らない人がいないほど有名なホテルの一つで、会議室も完備されるため、交流会をホテル内で開くことも簡単で可能ですし、内装も綺麗で、5星にならなくても4星には達してるとは思います。

 最後に、中正紀念堂龍山寺台北101故宮へ行くにも、大変便利なため。最終的にこのホテルに決めました。
 
ホテルの裏側にある博物館、台湾博物館。建物自体は日本統治時代に建てられたものです。(2012年6月29日 台湾博物館)


 ホテルについて興味のある方は、公式サイトを御覧ください。


 日本語公式サイト: シーザーパークホテル台北


 自分のわがままで提案したこのホテルに異議なく採用していただいたスタッフに大変感謝します。



 で、他にどこのホテルをも一緒に考えましたか。

 実は最初からの第一希望はずっとシーザーパークホテル台北でしたが。一応自分の中での候補は同じ近くに繁華街があり知名度のある「アンバサダーホテル台北」と「リージェントホテル台北」、でした。でもやはり台北駅前にあるシーザーの利便性が今回の目的に一番ふさわしいだと思います。



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